粋でシックな江戸の着こなし

皆さまはおしゃれがお好きですか?

ファッションには流行があり、また国や地域によって、その流行もさまざまですね


日本人の服装の色について、
一般的に大きく分けると、
関西は色鮮やかな派手目の色合い
首都圏では地味でシックな色合いが多いと言われてきました

色の勉強をしながら、その理由を考えてみたのです


関西は、昔々は長い間、都であり
王朝文化、貴族文化が花開いたきらびやかなところでした
平安貴族たちは、艶やかな色を合わせて色遊びを楽しみ、それぞれのセンスを競っていたと伝えられています

日本の四季折々の様相を、着る衣装の色に表現する、十二単に見る" かさねの色目 "にもそれが現れています

" かさねの色目 " とは、薄い絹をかさね合わせて、そこから生まれる微妙な色合いを表現するコーディネートのことです
幅の広い色を取り入れ、貴族たちは自分の着こなし方を競っていたと言います
また、可愛らしいピンク色が生まれたのもその頃です

衣装をセンス良くコーディネートすることは貴族のたしなみでもありました


一方、時は流れ、江戸に都が移されて時代は貴族から武士社会が中心となりました
もともと武蔵野の荒地に遷都され、まだまだ未開の土地
そして、武士は実力主義です
貴族のように着飾るものでもなく、キラキラとした世界から質実剛健な世の中になったのです

そして、江戸時代には、庶民は派手な服装を禁止されていました
そこで、江戸っ子たちは、限られた色合いの中で工夫しておしゃれを楽しんだと言われています
地味でありながら粋な色の代表として、四十八茶鼠と呼ばれる、茶系、グレー系の色群がありました
鼠とはねずみ色、グレーのこと

例えば
茶鼠        黄味がかったグレー
銀鼠        白に近いグレー
利休鼠     渋い緑みのグレー

などがあります


このように、
関西は貴族文化の花開いた土地、
東京は武士の支配下にある華美を禁じられた土地、
このような歴史背景にあって、現代の街の人々の服装にもそれらの影響が残り受け継がれているのかもしれません


生活のカラーアドバイザーSORA

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